7時半から宿を出発して、タクシーで法隆寺駅へ
そこからレンタサイクルを借り、まずは法隆寺に行ってきました
朝一で行ったため、殆ど一番乗り!
■法隆寺とは・・・
1993年に法隆寺地域の仏教建造物としてユネスコに登録
飛鳥時代の姿を現代に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院である
南大門
ここからまっすぐ入っていき中門へ
中門
此方にある金剛力士像は日本最古のもの
此方が西院伽藍の本来の入口であり、入母屋造の二重門となっています
飛鳥建築の粋を集めた作りで、正面柱間が4間で真中に柱が立つ点が特異らしい
雨風の影響か、年代を刻みが分かる金剛力士像が趣深い
*--------------------DATA----------------*
法隆寺
map
HP:http://www.horyuji.or.jp/
住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1−1
電話:0745-75-2555
営業時間:8:00~17:00
定休日:無休
拝観料:1000円
Pあり
*--------------------------------------------*
法隆寺といわれると、真っ先に浮かぶのはやはり此方
五重塔
日本最古の五重塔であり、木造塔としても最古!
二等辺三角形のバランスがキレイ~
金堂
入母屋造の二重仏堂であり、法隆寺の本尊が安置されている金堂
7世紀建築の特色が詰まった建物で、細部まで手がこんだ作りとなっています
中には国宝である金銅釈迦三尊像、その左右に金銅薬師如来座像(飛鳥時代)、金銅阿弥陀如来座像が祀られています
アルカイックスマイルが印象的で、面長な顔立ちが異国っぽい感じ
更に、日本最古の四天王像もあり
柱には龍が♪
江戸時代の大修理で災難よけとしてつけられたものとか
大講堂は絶賛修復中(3/31に完成してます)
鐘楼
鐘は見えないけど鐘楼
延長3年(925)に落雷によって焼失したものを経蔵の様式にならって再建したとか
正岡子規の有名な俳句、「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」はここの鐘です
お手水どころ
口を開けたファニーフェイスな龍が可愛かったので
綱封蔵
平安時代の初期に建立された寺宝を保管するための蔵
中央の3間が吹き抜けになっており、双蔵(ならびくら)と呼ばれる様式の建物です
現在は、中の宝物は大宝蔵殿などへ移されているとのこと
柵がちょい邪魔。。
食堂
天平時代に建立された現存日本最古の食堂
ちなみに「しょくどう」じゃなくて、「じきどう」と読みます
これも蔵と同じで、双堂(ならびどう)という様式らしい
東大門
珍しい三棟造りの大門
西院と東院の間に建っており、ここを通り抜けて東院に行きます
少し歩いて、聖徳太子の遺徳を偲んで建てた東院伽藍へ
南門(鎌倉時代、重文)
礼堂(鎌倉時代、重文)
夢殿の南側にある建物
夢殿参拝用の建物だったらしい
夢殿(国宝)
東院伽藍の中心にあるのが、此方
四方に扉が設けてあり、瓦ぶきの屋根は創建当時のものだとか
舎利殿・絵殿(鎌倉時代、重文)
夢殿の北側にあるのが此方
向かって右側が舎利殿、左側が絵殿となります
建物自体は一続きになっているのですが、通路によって分けられています
東院鐘楼(国宝)
三間二間の楼造で、一階に腰板を張って軸部を見えなくした袴腰という形式
二子音の鐘楼とは見た目にも雰囲気が違いますね
そして伝法堂(国宝)の写真を撮り損ねた
朝一番に行ったので、快適に参拝することができました
有名どころなお寺だけあって、境内は広く見どころ沢山!
細かな木の細工や、大陸の様式を色濃く残した仏像等が興味深かったです
白壁に木枠といった配色を抑えた木造建築が多い印象ですが、古くからあるだけあって時代の違う建築を見比べることができる点も◎
PR