お昼御飯を食べ終わったら次の目的地へ
道すがら、成務天皇陵・狭木之寺間陵・称徳(孝謙)天皇陵をパチリ
地図で見ると確かに鍵穴型なのですが、横からみると分かりませんね
ここを通り抜けると目的地の平城京跡はすぐ近く!
第一大極殿
まず最初に訪れたのは第一大極殿
平城京跡のど真ん中にそびえたち、その大きさは正面約44m、側面約20m、地面より高さ約27mにもなります
此方の施設は裏手から回って、内部を見学可能
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平城京跡
map
HP:
http://www3.ocn.ne.jp/~nsih2001/
http://www.1300.jp/hall/kyuuseki/index.html(平城遷都1300年祭)
住所:奈良県奈良市佐紀町
電話:0742-30-6752
営業時間:9:00~16:30
定休日:月曜日(祝日の場合は開館)
拝観料:無料
Pあり
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内部は細部まで丁寧に作られていて、豪華
休日ですが、特に混雑もなくゆっくり見て回れました
入ってすぐにあるのが此方の模型
鴟尾(しび)
大棟の両端につけられる飾りの一種であり、大極殿にも取りつけられているのが見られます
中央には「高御座」
天皇の席で、元旦・即位などの大儀のとき用いられたものだそうです
鳳凰をかたどった飾りなどがつけられており、実に美しい
小壁には、奈良県在住の日本画家 上村淳之(うえむらあつし)作の四神と十二支が描かれています
白虎
鳳凰
繊細な日本画で、色使いが鮮やか
自分の干支を探してみるのも楽しいかも
大極殿のちょうど裏手から外
まだまだ何か建設中みたいです
大極殿から次の施設へ移動
等間隔に植えられているツゲの木は、かつて柱があった場所を表しています
これだけでも、規模の大きさがうかがえますね
写真はないけど、遺構展示館へ(平城京跡 右上)
ここでは発掘された遺構が展示されており、建物の柱跡や井戸などを直接目にすることができます
平城京では柱を再利用していたとかで、残った穴の形で柱の移り変わりが分かるのも興味深い
移動中にある遺跡っぽい高台
特に何かがあるわけではないのですが、ロマンを感じます
次は此方へ移動
東院庭園(平城京跡 右下)
東院とは皇太子の住まいを指します
平安時代以降の日本庭園の原型であり、遺跡としてかなり貴重なものだそうです
入口の建物は資料館になっており、東院庭園の説明や発掘の資料を見ることができます
中心の建物は正殿
ここからだと背景が森なので、タイムスリップしたかのような気分が味わえます
徒歩五分の所に法華寺もあるので、時間がある方はそちらもどうぞ
そして、次の見どころへ
朱雀門
中央下にある朱雀門です
遠くからも分かるくらい大きい門で、コレと大極殿を目印にしていれば道に迷いません
夜間のライトアップも見てみたかったな(現在は自粛中)
ラストは写真はありませんが、平城京跡資料館へ(平城京跡 左上)
当時の役所や内部が実物大で再現、さらに出土品が多数展示されています
当時の様子を再現VTRなんかもあって、分かりやすい内容となっています
(ただ、淡々とし過ぎているのでもうちょいドラマ的なものがあれば見やすいかも*笑)
平城京跡は、とにかく広い!
施設自体は今のところ多くないものの、距離がひらいてるため移動に殆ど時間が費やされると思います
その分、当時の広大で雅やかな様を思い起こせそう
アウトドアな格好の人も結構いて、軽いハイキングコースになりそうな勢い
草花がキレイで、春先は桜も咲くみたいなので御散歩するにはいいかもしれません
ただ施設を見て回りたい!移動には時間をかけたくない!!という方には
自転車推奨
施設近くの駐輪スペースまで自転車で行き、周っていくのが一番効率的だと思いました
ただし、
第一大極殿の前庭には乗り入れ禁止のため大極殿近くの門に駐車する必要があります
各施設にボランティアの解説員の方がいるので、お話を聞いてみるとより一層楽しめるハズ♪
私自身は後半の時間配分を考えて、かなりハイペースの見学となってしまったのが残念です
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